テーマ:書評

本のご紹介: 広瀬浩二郎編著『さわって楽しむ博物館』

『さわって楽しむ博物館  ユニバーサル・ミュージアムの 可能性 』 広瀬浩二郎編著 青弓社 A5判 256ページ 並製 定価:2000+税 2012年5月 この本は、昨秋みんぱくで開催された公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる「手学問のすゝめ」―」がまとめられたものです。 ブログで…
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本のご紹介: 『田んぼの生きものたち ツバメ』 す市環のツバメの巣マップが引用されています!

『田んぼの生きものたち ツバメ』 文・神山和夫、佐藤 信敏、渡辺 仁 写真・ 佐藤 信敏 農山漁村文化協会 2012年 2625円 すいた市民環境会議が2010年に調査した「ツバメの巣マップ」が、農山漁村文化協会(農文協)から2012年1月に出版された単行本『田んぼの生きものたち ツバメ』に引用されました。著者の一人、神山…
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本のご紹介: 『驚きの介護民俗学 』

『驚きの介護民俗学』 六車由実・著 医学書院 2012年3月発行 (2000円+税) 六車さんは『神、人を喰う』で2003年のサントリー学芸賞をうけた気鋭の民俗学者である。ところが大学に勤めていたのを突然止め、静岡県東部地区の特別養護老人ホームの介護士になったのでびっくりした。 日本は将来、老人の国になることは確実であ…
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本のご紹介: 『石毛直道 自選著作集』

『石毛直道 自選著作集』 ドメス出版 全11巻+別巻1 (全巻で、76650円) ◎第1部(1~6巻)は、食文化、食研究分野。37800円 ◎第2部(7~11巻)は、フィールドワーク、歴史観、環境・住居論、生活学。31500円 ◎別巻 7350円---別巻のみの購入は不可 膨大なお仕事 石毛研究室の文献データによる…
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本のご紹介: 小長谷有紀『ウメサオタダオと出あう』

『ウメサオタダオと出あう  文明学者・梅棹忠夫入門』 小長谷有紀著 小学館 2011 本体1300円+税 みんぱくで「ウメサオタダオ展」が開かれたのは今年(2011年)の3月10日~6月14日だった。 展示物はウメサオ資料室にあるメモ、フィールドノート、著作物、絵、写真などを主とした膨大な紙資料、内容も多岐にわたる。しか…
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平成22年度(2010) 『吹田市立博物館館報 12』発行

平成22年度(2010)『吹田市立博物館 館報 12』が発行されました。 内容は Ⅰ 学芸事業(展示、教育普及、収集管理、協議会、観覧者数) Ⅱ 文化財保護事業 Ⅲ 平成22年度の総括 Ⅳ 報告書 (博物館の使命・目標・中長期計画・点検・評価について Ⅴ 研究報告 (小山修三「縄文農耕焼畑論」)   *カンチョーの論…
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本のご紹介: 『焼畑の環境学 -いま焼畑とは』思文閣出版

『焼畑の環境学  -いま焼畑とは』 佐藤洋一郎監修 原田信男・鞍田崇編 思文閣出版 2011年10月 ¥9000+税 かつて「雑」穀とさんざんな扱いをうけていたアワやキビが、最近、長寿食として見直されるようになって、雑穀の市場価値が上がってきました。あつかうお店も増えてきていますね。 15、6年ほど前でしたか、カンチョ…
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本のご紹介: 『宮本常一と歩いた昭和の日本』

『宮本常一と歩いた昭和の日本』 あるく みる きく双書 全25巻、農文協 没後30年記念出版 平成22年9月より毎月刊行、各巻2940円、全25巻セット73500円 久しぶりに本屋に行ったら、考古・民俗・文化人類学のコーナに『宮本常一と歩いた昭和の日本』がずらっと並んでいた。ああ、もう13回目なのか。 立ち読みともいえ…
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梅棹忠夫先生一周忌をまえに・・・ :本のご紹介

7月3日は梅棹忠夫先生の一周忌。 もう、というべきなのか、まだ、というべきなのか・・・一周忌を迎える前に、全業績を網羅、展望した展覧会「ウメサオタタダオ展」が先月6月14日、好評のうちに閉幕しました。最終日は、奇しくも梅棹先生誕生日の翌日でした。会期中に品切れしてしまった図録『梅棹忠夫 知的先覚者の軌跡』の増刷が、できあがっています。…
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本のご紹介: 伊藤幹冶著 『柳田国男と梅棹忠夫ー自前の学問を求めて』

『柳田国男と梅棹忠夫 -自前の学問を求めて』  著者 伊藤幹冶、2011 岩波書店 ¥2700 「ウメサオタダオ展」はきのう6/14日(火)おわりました。開幕して2日目に東北大震災があり、観客動員という点では出だしでつまずいた、しかし、その後客足が回復して5、6月にはけっこうたくさんの人が来て、(いまは、どこの博物館も観客減…
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本のご紹介: ズボラもんも納得の環境倫理学入門! 「マンガがひもとく未来と環境」

「マンガがひもとく未来と環境」 (アサヒ・エコ・ブックス) 石毛 弓 (著)  清水弘文堂書房 2011年 1680円 僕はいちおう、環境問題を考えるのが使命であるという総合地球環境学研究所に勤めていますので、こっそり告白しますが、近頃チマタにあふれる環境系の標語にはいささか辟易しています。電気はちゃんと消しましょう。無駄な水は…
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本のご紹介: 『フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦』

『フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦』 編集・発行 「フロンティアを求めて-人類学者福井勝義の挑戦」編集刊行委員会 2010年 制作 有限会社ブックポケット 梅棹さんをしのぶ会の日の夜、流れの飲み会で元の同僚、阪大の栗本英世さんがいて、「今、福井さんの資料整理をしているのですが、なにしろ膨大な量で・・・」という話を聴…
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本のご紹介: 『吉田牧場-牛と大地とチーズとの25年』

吉田全作(著)『吉田牧場-牛と大地とチーズとの25年』 ワニブックス[PLUS]新書 798円 いつもおいしいチーズを送ってもらう吉田全作さんの新書を本屋で偶然見かけ、どんなことが書いてあるのかと読んでみました。若いころ探検にあこがれて北大(畜産学部)へ入学、しかし学業はそっちのけで探検部の活動にうつつをぬかし、牛の体さえ触ったことな…
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「梅棹忠夫 語る」 聞き手 小山修三(日経プレミアシリーズ)

故人のことを語りあう。それが亡くなった人への供養になり、残った人たちへの「なぐさめ」になる。お通夜の意味はそういうことらしい。 …ならば亡くなった本人と十分に語る時間が取れたならば、それは双方にとてもしあわせなことだろう。新刊「梅棹忠夫 語る」は、2008年以降、カンチョーが15回にわたって梅棹さんと語った聞き書きの記録である。梅…
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本のご紹介: 吉村元男 『森が都市を変える』

吉村元男『森が都市を変える』2004、学芸出版社、 2500円 掌の上に森を作り、それを眺めて怒ったり涙したりしている修羅のような人、吉村さんの仕事を見ていると私はいつもそう思う。 大阪駅のJR貨物ヤードが再開発されている。やはり、ここにもコンクリート・ジャングルが、と思っていたら、空中庭園のある高層建築が現れた。新梅田シテ…
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梅棹先生に市民から「送る言葉」を

梅棹忠夫先生の逝去が明らかにされた6日の夕刊は各紙ともたいへん大きな扱いで先生の逝去を報道しました。読売と毎日はトップ、日経、朝日、産経も一面で報じました。ひとりの学者の訃報としては異例の扱いで、「知の巨人」梅棹先生の存在の大きさを感じさせる出来事でした。とくにマスコミ・報道機関にとっては、「情報産業」という概念をうちたてた先生の功績は…
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本のご紹介: 『青森県の巨樹・古木を訪ねて』

齋藤嘉次雄 2010 『青森県の巨樹・古木を訪ねて』 東奥日報社 1365円(税込み) 青森県には三内丸山遺跡に関係したので、1993年頃からよく行きました。思わず深入りしたのは、三内丸山を盛り上げようという市民の思いに打たれたからです。かれらは「三内丸山応援隊」というボランティア団をつくっていました。市民には、実践に基づく知恵識…
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本のご紹介 :『植物の百科事典』 朝倉書店

石井龍一 ・岩槻邦男 ・竹中明夫 ・土橋豊 ・長谷部光泰 ・矢原徹一 ・和田正三 編 『植物の百科事典』 朝倉書店 定価21,000円(税込) 2009年 この百科事典、目次を追っていきますと、1.植物のはたらき、2.植物の生活、3.植物のかたち、4.植物の進化、5.植物の利用、6.植物と文化---編者はバリバリの理系の先生方な…
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本のご紹介 :『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森』

草山万兎(文)足立隆昭(写真)『月刊 たくさんのふしぎ 2010年5月号(第302号) 昆虫少年の夢 オオムラサキ舞う森 』 福音館書店 700円 「こどものころ、ぼくは昆虫が大好きだった。とくに蝶々と甲虫がすき。ひまさえあれば昆虫採集にでかけた。珍しい蝶をとったときは、学校で100点をとったときよりうれしかった。オオムラサキは…
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本のご紹介: 『古代アンデス 神殿から始まる文明』

大貫良夫・加藤泰建・関雄二(編)『古代アンデス 神殿から始まる文明』(朝日選書)2010年 1470円 1996年、梅棹忠夫先生が、カンチョーに連れられて初めて三内丸山遺跡を訪れた時、ご友人であった泉靖一先生の「アンデスの古い地層からはまず神殿ありきだった」という言葉をひいて、三内丸山の六本柱は神殿である、日本文明は三内丸山に始ま…
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本のご紹介: ユーラシア農耕史 全5巻

ユーラシア農耕史 監修:佐藤洋一郎 臨川書店 2008~2010 全5冊揃 定価14,910円(本体14,200円) このほど(2010年1月20日)、全巻完結しました。 第1巻 『モンスーン農耕圏の人びとと植物』  定価2940円(税込) ユーラシア農耕史試論/稲作文化の始まり/稲作の展開と伝播 -プラントオパール分析…
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本のご紹介 :『新しい旧石器研究の出発点 野川遺跡』

小田静夫著 『新しい旧石器研究の出発点 野川遺跡』 (シリーズ「遺跡を学ぶ」064) 新泉社 2009年12月 定価:1500円+税 野川遺跡は、国際基督教大学(ICU)構内にある旧石器・縄文時代の遺跡です。東京の西、武蔵野台地に位置する広大なキャンパスには、旧石器・縄文の遺跡が点在しており、50年代後半、ICUに縄文土器を専門に…
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スーザン・ボイルの時代と博物館の可能性

正月ネタということで、ムリヤリ話をつなげてみました。紅白でご覧になりましたか?スーザン・ボイル。彼女の登場は、今回の紅白で一番の「目玉」だったと言ってもいいでしょう。 …彼女は2009年に突然、世界的有名人になったので、スーザン・ボイル?誰それ?という方もいるかもしれません。48歳独身無職。一見、田舎のさえないオバチャンにしか見え…
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本のご紹介: 『数学が歩いてきた道』

志賀浩二著『数学が歩いてきた道』 PHPサイエンスワールド新書 840円 「数学はあきまへん」という人はけっこう多く、私もその一人なのだが、なんの魔がさしたのかこの本を買った。ゼロの概念、円周率π、ピタゴラスの定理、微分・積分、素数、虚数、対数、複素数などとでてくると、過去の悪夢がよみがえってアタマが痛くなった。 現代数学は…
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本のご紹介 : 日高敏隆著 『なぜ飼い犬に手をかまれるのかー動物たちの言い分』

日高敏隆『なぜ飼い犬に手をかまれるのかー動物たちの言い分』PHPサイエンスワールド新書 820円 12月14日(月)、地球研に行ったら、研究所内の情報用テレビに日高先生が設立に力を尽くし、初代の所長をつとめた地球環境研究所に対する思いと所員にやってもらいたいことを綴ったメッセージがつぎつぎと流されていた。そうだ、先生が亡くなって、…
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本のご紹介 :河合雅雄、林良博編集 『動物たちの反乱 増えすぎるシカ、人里へ出るクマ』

河合雅雄、林良博編集 『動物たちの反乱 増えすぎるシカ、人里へ出るクマ』PHPサイエンス・ワールド新書006 880円 今夏の一町5村のアーカイブ展、第三期の「目玉」講演の1つが河合先生の「野生動物の反乱」でした。ちょうどこの本の執筆中だったようで、講演の内容はこの本と重複するところが多く、参加した皆さんは本作りのホットなところに…
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本のご紹介: 藤本連風著 『鍼の力-知って得する東洋医学の智恵-』 (2009年)緑書房 2400円

アボリジニが煙で病気を治すのを見た。ドイツの薬屋は漢方薬の店のようだった。元同僚のIさんはミクロネシアの島で、ストマイで治らなかった足の傷がおばあさんが葉っぱを集めて叩いた汁をつけたら、一晩でなおった。わたしたちは今、西洋医学の世界に住んでいるけれど、それが万能でないことはうすうす感じているはずだ。 世界の民族はながい歴史の中で、…
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本のご紹介 :上橋菜穂子・チーム北海道(著) 『バルサの食卓』 新潮文庫

カンチョーのオーストラリア研究仲間・上橋菜穂子さんの新刊書のご紹介です。上橋さんといえば、「守り人」シリーズが有名ですが、この本は、その主人公「バルサ」が食べている料理を、「チーム北海道」(<南極料理人>の西村淳氏とその仲間たち)が実現化を試みたレシピ集です。 「守り人」シリーズというのはファンタジーですから、場所も時代も架空の世…
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本のご紹介 : 河合雅雄著『少年動物誌』

明後日(25日)午後2時から、すいはくで「野生動物の反乱」と題してご講演いただく河合雅雄先生は、学者としての大きな業績もさることながら、すぐれた児童文学者として知られています。その代表作が『少年動物誌』。 マサオ少年の篠山での日々が、動物をとおして描かれています。今の河合先生からは、子どもの頃、病気のためにほとんど学校に行けなかったな…
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本のご紹介: 梅棹忠夫著 『山をたのしむ』

梅棹忠夫『山をたのしむ』(山と渓谷社)が上梓された。ここ15年ほどの間に書かれたエッセイを中心とした本である。 おそるべき知的生産力。米寿の記念シンポジウムがあったのが、ちょうど1年前。それをまとめた『梅棹忠夫に挑む』が、半年後の年末に出て、そのスピードに感心したが、この本はそれからまた半年である。民博の館長時代、次々と本が出て「月刊…
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