わたしと万博(9-3)…山の手言葉のロシア人

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元テレビマンKさんの話は続きます。

ソ連館の広報の通訳というか、日本のマスコミ相手の窓口やった広報担当していた人がユダヤ系白系ロシア人のアンチービンさんという、めちゃくちゃ日本語のうまい人やってん。このおっさん、日本の県立千葉一中って優秀なとこを出てて、戦争が始まったからソ連帰って、モスクワ大学かどこかで日本語の勉強したっていう。で、ものすごいきれいな日本語、山の手言葉を話すんや。「そうでございましょう」という言い方。

「あんた、大学で何を研究してたんや」って聞いたら、「日本語の乱れについて」やて(笑)。「Kさんの日本語は、何、おっしゃっているか、ワカリマセン」「あたりまえや、大阪弁やないか」(笑)

この人、後日談があるねん。万博のしばらく後に、ブレジネフ書記長の単独インタビューをやろうということで、モスクワに行った。その時に出てきたんが、そのおっさん、アンチービンさんやってん。「アンチービンさん、よぉ、あんたかいな、面倒見てくれるの」。モスクワには、その後何度も通ったけれど、便利でよかったよ。

(聞き書き・こぼら)

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