春季展「近代趣味人の美意識」が開幕 貴志康一の歌曲とともに

春季展「近代趣味人の美意識ー第11代西尾與右衛門の世界」が開幕しました。井上市長、館長、豊田議長の挨拶のあと、渡嘉敷議員などの紹介もありました。梶谷教育長も参列されました。展示場では旧西尾家住宅の藤原館長が解説をおこない、おおくのひとが詰めかけました。
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オープニングイベントは「寺本郁子 貴志康一の歌曲を歌う」でした。まず音楽ライター・日本洋楽史研究家の毛利眞人氏が貴志康一の略伝を解説し、康一の妹が伝える兄の逸話も紹介されました。
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そのあと、アルカディア音楽芸術財団のソプラノ歌手寺本郁子さんによって貴志康一の歌曲が5曲披露されました。講座室にその歌声が朗々と響きわたり、最後には中村八千代さんのフルート演奏も加わりました。ピアノ伴奏は宇野洋子さんでした。
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アンコール曲は瀧廉太郎の「荒城の月」。おもうに、貴志康一は瀧廉太郎にならぶ作曲家として、あるいは山田耕作につづく作曲家、指揮者として活躍しただろうし、また大フィルの朝比奈隆のような名声も博したのではないか。「美男薄命」という表現はないが、惜しみてあまりある人物だったような気がします。かくなるうえは、毛利眞人氏やアルカディア音楽芸術財団とともにNHKに朝ドラの企画をもちかけようではないか、と盛り上がりました。

なお本日、27日(日)、「西尾家の文化財調査と公開」という藤原学氏(旧西尾家住宅館長)による講演が2:00からあります。

29日(火、祝)の2:00からは館長ギャラリートークもあります。
(アルプスの少年)

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