本のご紹介: 広瀬浩二郎編著『さわって楽しむ博物館』

画像『さわって楽しむ博物館 
ユニバーサル・ミュージアムの
可能性

広瀬浩二郎編著
青弓社 A5判 256ページ 並製 定価:2000+税
2012年5月

この本は、昨秋みんぱくで開催された公開シンポジウム「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる「手学問のすゝめ」―」がまとめられたものです。
ブログでもご紹介しましたが、シンポはたいへん熱気にあふれるものでした↓

2011.10.30. 公開シンポ「ユニバーサル・ミュージアムの理論と実践―博物館から始まる「手学問のすゝめ」―」@みんぱく

2011.11.1. 熱気にあふれるシンポジウム: 「手学問のすゝめ」みんぱく公開シンポ報告

すいはくの新旧館長がそろって書いており(シンポ開催当時は予想もしていませんでしたけれど)、(第1章「壁を壊せ――縄文人、アボリジニ、そして視覚障害者」 小山修三 / 第11章 「梅棹忠夫の博物館経営論を継承・発展させるために――国立民族学博物館とJICA横浜海外移住資料館」 中牧弘允)、
また、すいはくのさわる展の歩みも、とてもわかりやすくまとめられています(第14章 「「さわる展示」の回顧と展望」 五月女賢司)。まるで、すいはくのために出していただいたような感じです。

画像ところで、奇しくもというべきか、今年の5月23日、広瀬先生の本が2冊同時に本屋に並びました。岩波ジュニア新書の『さわっておどろく!――点字・点図がひらく世界』(広瀬 浩二郎・ 嶺重 慎著)この本。どちらも「さわる」が題名に入っていて、てんじ(点字と展示)をあつかっています。ややこしいことこのうえない。

「この本はピンク本だね」
え?ピンク・・・ですか?
岩波のもうひとつが青本。わかりやすいだろう。」

表紙の色で区別するのはどうか、というわけ。九官鳥が言いそうなことですが、実はアルプスの少年の命名です(汗)
まじめな内容ですが、文章は読みやすいですし、なんといっても真剣に、でもワクワクしながら取り組んでいる雰囲気がよくわかる、なかなかのできばえの本だと思います。
が、さて、しかし「ピンク本」とlいうニックネームはどうなんだ・・・ワクワクドキドキしていいかな?

(こぼら)

※お詫びと訂正
 アルプスの少年様のコメントにより、この記事には2つ間違いがあることがわかりました。
(1)ピンク本の命名者は、アルプスの少年様ではありません。
(2)青本とは、中牧弘允・森茂岳雄・多田孝志編
『学校と博物館でつくる国際理解教育―新しい学びをデザインする 』
(明石書店 2009)
画像

のこと。
要するに、ぜんぜん思い違いをしていたわけです(赤面、いやピンク面!?)。たいへん失礼いたしました。お詫びして訂正いたします。

この記事へのコメント

てつ
2012年06月27日 16:03
どう考えたって「ピンク本」の発想は アルプス館長からは
感じ取れませんでした 気持ち改めます

さわる展示 ずっとやってきて もっとやりたいと気合が入ります

視覚障害の方と タンデムカヌー、タンデム自転車を楽しむ 僕らには もう 相当のノウハウはあります 

継続してしてきたし 僕らの子供達も ずっと関わってきましたから 構えず すっとできますよ 継続あるから
おーぼら
2012年06月27日 20:15
青本の写真をアップしました。
アルプスの少年
2012年06月28日 01:09
「ピンク本」の命名は民博の博学連携教員研修ワークショップのとあるメンバーによるものです。他方、「青本」はそのグループでつくった中牧弘允・森茂岳雄・多田孝志編『学校と博物館でつくる国際理解教育―新しい学びをデザインする』(明石書店、2009)のことです。わたしは「ピンク本」の伝達者、使用者であって、命名者は別の方です。名誉のため。背筋が「青く」なりました。
こぼら
2012年06月28日 07:24
アルプスの少年様、申し訳ありませんでした。訂正を追記し、”ホント”の青本の表紙をアップしました。
てつ
2012年06月28日 08:12
まっ こういったことがあり 良いものが出来てゆくのが「すいはく名物、進化する展示」(ほんとは違うとokkunに突っ込まれそうですが)
どっかで耳にしたことを、書く そしてそれが違うと訂正やら、反省がはいり、より正確なものが出来上がる。
もはや すいはくは ただの博物館ではなく、365日 24時間 様々な情報を発信し続ける 世界初の ブログ博物館になりつつあるー
なんちゃってね(^^) 話を膨らますのが得意な てつ

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