本のご紹介: 『焼畑の環境学 -いま焼畑とは』思文閣出版

画像『焼畑の環境学
 -いま焼畑とは』
佐藤洋一郎監修
原田信男・鞍田崇編
思文閣出版 2011年10月
¥9000+税


かつて「雑」穀とさんざんな扱いをうけていたアワやキビが、最近、長寿食として見直されるようになって、雑穀の市場価値が上がってきました。あつかうお店も増えてきていますね。
15、6年ほど前でしたか、カンチョーに縄文クッキーに混ぜてつくってみようと言われ買いに行っておどろいたのは、もう絶滅した農法だと思っていた焼畑で作られたものがあったこと。当然ですが、価格も半端でなく高価でした。それにしてもまだ日本で焼畑ができるとは、正直知りませんでした。

この本は、総合地球環境学研究所の佐藤プロジェクト「農業が環境を破壊するとき-ユーラシア農耕史と環境-」のなかでおこなわれた焼畑研究の成果をまとめたものです。焼畑は、過去のものではない、今、焼畑を見直して明日のために生かそうという姿勢で取り組んでおられます。

論文のトップは、カンチョーの「縄文残映-焼畑農耕-」(いちおうガクシャらしく、ちゃんと論文も書いてるんですね~)。くわしい目次は→こちらでどうぞ。
ところで、あとがきをみると、このブログでもカンチョー動静で紹介した、研究集会・シンポジウムが記録されています。あ、2008年の7月18、19日「千里をかける竹」もこのプロジェクトの一環でした!

焼畑視察椎葉編1 2009/11/10
焼畑椎葉編2 2009/11/11
焼畑椎葉編3 2009/11/11
焼畑椎葉編4 2009/11/11
焼畑椎葉編5 2009/11/12
焼畑椎葉編6 2009/11/12
焼畑椎葉編7 2009/11/12
焼畑椎葉編8 2009/11/12
焼畑椎葉編9 2009/11/12
焼畑サミットin大分 2009/11/13
焼畑サミットin大分(2) 2009/11/13
焼畑サミットin大分:館長ノート 2009/11/13
九州のおみやげ 2009/11/14
 
シンポジウム 千里をかける竹(シンポジウムの広告)2008/7/15
千里をかける竹 -シンポ報告(その1)2008/7/17
千里をかける竹 -シンポ報告(その2)2008/7/19

焼畑でできる雑穀と同様、この本も、600ページ近くあって資料CDまで付いていてちょっと、いや、かなり価格が高くなってしまっていますけれど、焼畑啓蒙のために、多くの人に読んでもらいたいと思います。公共図書館にはぜひ所蔵していただきたいものです。(こぼら)

この記事へのコメント

もぐら
2011年11月11日 21:40
うわっ、欲しい…。でも高いからしばらく買えないよ~。