「須磨ニュータウン展」、行ってきました!
「ニュータウン」という単語を見たり聞いたりするだけで体が勝手に動いてしまうokkun、神戸で「須磨ニュータウン展」という催しをやっているという情報をキャッチして、行ってきました!地下鉄名谷駅前のホールの一室…。すいはくの特別展示室ぐらいの大きさでしょうか。入口の注意書きはカンチョーいろいろひっかかりそうだなあ…。中は撮影禁止でしたが、許可をいただいて撮っていい部分だけ撮らせていただきました。
展示期間はわずか1週間でパネル展示が多かったですが、なかでも出色だと思ったのはこれ!1973年の団地ライフをリカちゃん人形の家族を使って再現した模型です。地元の神戸女子大学の学生グループによる力作。リカちゃんに合わせて模型の縮尺を決めてるわけ。間取りは実物どおり(70㎡以上の大きなタイプ)。細かい造り込みがすごいのよこれ…(写真をクリックすると大きく見られます)。千里ニュータウン展では「リカちゃん人形」と「ニュータウンができた当時の生活再現」の展示はやったけれど、「リカちゃん人形で生活再現をやる」のは思いつかなかったなあ!リカちゃん家族のファッションも当時の流行を反映した手作り。ベランダに出したゴミや、押入れの中のフトンやダンボール、トイレットペーパーまで作ってあります。長押にかけたハンガーは園芸用のビニタイ。これはすごい!
これも学生が作ったニュータウン絵葉書の展示。千里でもニュータウンの絵葉書をつくって実際に売っているグループがありますが、こちらはニュータウンの風景と歌の歌詞をからませたり、動物の写真と合成して「ない風景」をクリエイトしたり、いろんなトライアルがいっぱい。
こちらは小学生が作った「未来の須磨ニュータウン」。楽しそう!展示に先がけてある日ワークショップをやったみたいです。
期間が1週間で部屋も展示専用の施設ではないこともあり、展示方法やレイアウトは「手づくり!」感が強かったですが、地元の大学と連携して、若い学生の工夫がいろいろ入っているのは見習うところが多いなあと思いました。自分が生まれる前のこと、ほんとによく調べてあった。このほかに自治会や歴史グループによる昔の写真や伝統芸能の展示もあり、どの世代の人が来ても楽しめる企画になっていました。1週間で終わるの、もったいないよ。
これまで高蔵寺や多摩でこういう展示を見ましたが、日本中のニュータウンに「○○ニュータウン展」が広がったらいいなあ!自分たちの町を見直すことは、けっして後ろ向きなことじゃないんですから。
(by okkun)
展示期間はわずか1週間でパネル展示が多かったですが、なかでも出色だと思ったのはこれ!1973年の団地ライフをリカちゃん人形の家族を使って再現した模型です。地元の神戸女子大学の学生グループによる力作。リカちゃんに合わせて模型の縮尺を決めてるわけ。間取りは実物どおり(70㎡以上の大きなタイプ)。細かい造り込みがすごいのよこれ…(写真をクリックすると大きく見られます)。千里ニュータウン展では「リカちゃん人形」と「ニュータウンができた当時の生活再現」の展示はやったけれど、「リカちゃん人形で生活再現をやる」のは思いつかなかったなあ!リカちゃん家族のファッションも当時の流行を反映した手作り。ベランダに出したゴミや、押入れの中のフトンやダンボール、トイレットペーパーまで作ってあります。長押にかけたハンガーは園芸用のビニタイ。これはすごい!
これも学生が作ったニュータウン絵葉書の展示。千里でもニュータウンの絵葉書をつくって実際に売っているグループがありますが、こちらはニュータウンの風景と歌の歌詞をからませたり、動物の写真と合成して「ない風景」をクリエイトしたり、いろんなトライアルがいっぱい。
こちらは小学生が作った「未来の須磨ニュータウン」。楽しそう!展示に先がけてある日ワークショップをやったみたいです。
期間が1週間で部屋も展示専用の施設ではないこともあり、展示方法やレイアウトは「手づくり!」感が強かったですが、地元の大学と連携して、若い学生の工夫がいろいろ入っているのは見習うところが多いなあと思いました。自分が生まれる前のこと、ほんとによく調べてあった。このほかに自治会や歴史グループによる昔の写真や伝統芸能の展示もあり、どの世代の人が来ても楽しめる企画になっていました。1週間で終わるの、もったいないよ。
これまで高蔵寺や多摩でこういう展示を見ましたが、日本中のニュータウンに「○○ニュータウン展」が広がったらいいなあ!自分たちの町を見直すことは、けっして後ろ向きなことじゃないんですから。
(by okkun)
この記事へのコメント
今度、吹田ではゴジラに襲われている千里ニュータウンの模型を、A氏に作ってもらえばどうですか。
またいつか機会がありましたら
お話聞かせてください(^^)/
絵本はどうでしたか?
ところでやっぱり出ましたね!ゴジラの話…A元さんには「ゴジラに踏ませる模型は作れん!」と叱られそうです。重松清さんのまさに「定年ゴジラ」という小説には多摩ニュータウンとおぼしき町の模型を定年おじさんが踏みつぶすシーンが出てきます。
この団地模型はほんとに造り込みがよくできていた。冷蔵庫の扉にはマグネットでチラシが張ってあり「須磨ニュータウン展」と書いてあったり廊下の電話台の下には「昭和48年」と書かれた電話帳があったり…(電話機のダイアルが0から始まって9で終わっていたような気がしますが記憶違いかなあ…←そこまで造ってあった)若い皆さんが40年近くも前のニュータウン生活をどう感じたのか、聞いてみたいものだと思いました。
このようにブログに載せて頂きありがとうございます。
細かい所まで見てくださってとても嬉しいです。
電話のダイヤル、0から始まり1で終わるんですね?修正しておきます。
他にも気づいたことや、あった方がいいと思ったことがあれば、是非教えていただきたいです(^^*)
須磨ニュータウンはHAPPYな暮らしが出来るようにという理想で作られたそうなので、私たちも模型作成にあたり、HAPPYな暮らしということを目標に掲げて作成いたしました。今は馴染みのないものが作成過程であったりして、古いものだけれど私たちからすると新しく感じるという不思議な感覚を味わえ、楽しみながら作成していました。
そして今回はこのような記事にしていただき
ありがとうございます。
絵本の方は、今後製本に向けて準備中でして
最後は少し変わるかもしれません。
なので製本され、もし販売することになれば
手にとって読んでいただければ嬉しいです。
あと絵本の主人公は山の妖精で
名前は「ニューミー」です。
「ニュー」は「ニュータウン」から
「ミー」がどこから来たのかは諸説あり
私達もどれが本当なのか
わからなくなっています(´-ω-`;)ゞ
http://senri-g1964.at.webry.info/
http://senri-g1964.at.webry.info/201002/article_5.html
須磨も2回目で、西神ニュータウン研究会の場で今回の企画を知りました。ニュータウンは人工都市ならではの欠陥もいろいろ言われますが、町にも建物にもその当時のアイデアをいっぱいに詰めたクリエイティブな場だったのです。ですからクリエイティブな対象をクリエイティブに表現して展示した…ということがとても良かったと思います。また拝見する機会があればこのコメント欄か私のブログ左下のメッセージ欄に書いていただければ幸いです。吹田市立博物館のカンチョーはこのブログを見てほんとに持ってきたいと感心してました。
そして多くの意見、感想ありがとうございます!
明日17日のNHKのニュースにて(18:10頃~)絵本の読み聞かせを含めワークショップの様子が流れるようです!
もし時間が合えばご覧下さい!
今回はニュータウン展にご来場いただき、しかもこんなにたくさん心のこもったお言葉を頂きありがとうございました。努力したかいがあったと、嬉しい気持ちでいっぱいです!!
模型は今、学校で保管していて、来週から補修、作り込みの作業が再開されます。次に展示されるときには、きっともっとすごいものになってますよ!!
また、次の展示に向けてパネルも作り直す予定です。今回は模型を作ることに必死だったので、次はもっと来場者の方々に興味を持ってもらえるよう、努力します(^◇^)┛
okkunさんのブログを見て、パワーをもらったのでまだまだ頑張りますo(`▽´)o
http://sui-haku.at.webry.info/201009/article_15.html
「機会があれば見に行きたい」と言っていますので(女子大生に会いたいだけかも…?ゴジラとかリカちゃんには強く反応するんです…)私のブログの左下メッセージ欄から(スパム対策で少し面倒ですが)連絡先をお知らせいただければうれしいです。5/13には西神NT研究会に私が全国のNTの話をしに行きます。