10/25(土)講演会 川島智生 「近代日本のビール醸造所建築」

1:30~アサヒビール・ゲストハウスで建築史の川島さんの講演会がありました。120枚のスライドを使ってビール工場の建築の歴史が紹介されました。
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日本の麦酒工場の建物は大きく3つの時期にわかれます。
1)まず始まりの明治初期の建築はレンガづくりでした。西洋的な風景を具現して、文明開化期の風潮をよくあらわしています。レンガ製の建物は、まだ札幌のサッポロビール博物館、サッポロファクトリー、半田市のカブトビール、門司のサクラビール、函館麦酒醸造所などが残っていますが、まだ現役なのは吹田工場のものだけです。ただし吹田のものは大正8年竣工で実際はコンクリートで、外の飾りが明治期の面影を残しているのです。
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2)大正時代にいると、麦酒工場の建物は鉄筋コンクリートにかえられていきます。関東大震災で、東京・吾妻橋のレンガ工場が崩壊してしまい、より強固な建築が求められたからです。
3)昭和36年に、ステンレスタンクが導入されました。そこで基本的行程の処理がすべて可能になり、なんと、麦酒工場に建物は要らない時代になっているそうです。この動きはアサヒビールが先端となっていました。西宮、博多、吾妻橋の3工場が競合したそうですが、なかでは西宮工場の成績がもっともよく、そのモデルが、全国に広がったそうです。
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会場は満杯でした。すいはくから特別バスが出ていたせいか、交通の便がよいのか、気楽に麦酒が飲めて工場見学もできるという臨場感のせいか、それとも宣伝が行き届いていたのか。すいはくの将来のありかたについて、考えさせられる問題です。(カンチョー)
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写真/上から
○講師の川島智生さんと。アサヒビールゲストハウス前にて
○アサヒ麦酒吹田工場 麦芽貯蔵庫
○会場の風景(講義が終わりこれから工場見学に向かう)
○カブト:ドンキホーテのカブトみたいですが、CO2廃棄のために工場の屋根 につけられていたもの。札幌、東京、吹田など、各地に記念碑として置かれているそうです。
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PS:この間、博物館ではめずらしい光景が・・・ (おーぼら@紫金山公園のどんぐりまつり)
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この記事へのコメント

てつ
2009年05月19日 23:16
今回のビール展の 工場見学 講演は 一度は行きたかったんだけど なぜか この期間 大阪を離れる事が多く残念です でも あちこちで チラシを配り イベントの紹介をしています 工場見学イベント 125名定員 に まだ 空きはあるのでしょうか? 今日は 今週 2度目のエキスポカフェに行きましたが 土曜だというのに マニアエキスポの影響で 超大入りでした 明日から 白川郷~スーパー林道~山代温泉 と ビール探してきますわぁ(^^)
きょうちゃん
2009年05月19日 23:16
カンチョー 早いは、 今 ビデオのダビングをセツトして、川島先生・カンチョー・藤井さんとの記念写真を送信しょうとしていたら・・・もう、アップ 脱帽です。 アサヒビルのゲストルームで、4杯ビールを頂きました・・それから、「ふらり」・・昔の名前で、でなく 本当の、「ふらり」で、片山あたりをうろつき帰りました。

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