千里をかける竹 -シンポ報告(その2)

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7月19日(土)午後2時~、地球研佐藤プロジェクト主催のシンポジウム「千里をかける竹」2日目がありました。

最初に登場されたのは、茶ノ湯竹器師の黒田和孝さんです。黒田さんがあつかう竹の9割以上は、マダケ(利休さんの頃には、まだモウソウチクはなかった)。その竹を材として準備する工程のことなど、竹をあつかう人ならではの興味深い話をしていただきました。
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次に登場されたのは、鹿児島県立歴史資料センター黎明館(ここも先日のブルータスに登場)の川野和昭さん、昨日の佐々木長生さんとともに民具の企画展示をしています。お互いの地方の民具を比較すると「北は木の民具、南は竹の民具」という特徴がわかるそうです。
川野さんは、民博で鹿児島とそっくりのラオスのカゴをみてから、ラオスに通いはじめました。今日は、休閑期も半栽培地として利用サイクルにふくまれているという「竹の焼畑」についてお話しいただました。

フロア中央には、東・南アジア農耕文化史がご専門で、第14回南方熊楠賞をうけられた元民博館長のS先生が陣取っておられ、鋭い質問がバシバシ飛んでいました。カンチョーも今日はガクシャの顔・・・昨日の雰囲気とはうってかわって、ぴりっとした研究会となりました。 (こぼら)

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